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うれしい事と悲しい事・・・。

昨日と今日、

うれしい事と悲しい事がありました。

まず、うれしい事。

月曜日に近畿ブロック会議に行ったのは報告しました。

その時に、和歌山の女性部長とお会い出来ました。

その女性部長の方は今年の理容師メッセージ近畿大会に

ワタクシと一緒に出場された方でした。

おせっかいとは思いましたが、

作成したDVDを持参し、

懇親会の席上、

「この前のメッセージのビデオ撮っておられましたか?」

と聞いたところ、

「いえいえ、忙しかったので頼むのを忘れ、無いんです」

とおっっしゃられたので、

DVDをお渡ししました。

で、昨夜お礼の電話があり、

「ありがとうございました。自分がどんな表情で発表していたのか、

わからなかったので、ありがたかったです。

それにしても、あんなに練習や準備をされていたんですね、

技術の競技と同じですね。なのに私なんて出場したのが恥ずかしいです。」

と言っていただきました。

そして女性部長ならではの意見もいただきました。

ワタクシこそありがたかったです。

おせっかいかなー、と思いながらお渡ししたので、

喜んでいただいてよかったです。

そして、悲しい事は・・・。

今日、常連のお客さんが来店されました。

このお客さんは現在50代ですが、

30代から難病になり、

闘病のため、会社も退職し、離婚。

20年以上も入退院を繰り返し、

何度も手術をされている方です。

しかし、難病に負けず、明るく過ごし、

患者会の世話役もされていました。

病気を隠すこともなく話されていました。

頭髪も薬の副作用で白髪になり、

「もう刈る髪の毛がないから丸刈りにして」

と2ヶ月に一度来店されていました。

その方が今年の4月、

闘病されている病気とは違う、

すい臓がんに襲われました。

すぐに手術。

しかし、8月には再発。

もうすでに末期の症状で、

痛みを取るため入院して放射線治療をしたとのこと。

今は自宅で療養中で、医療用麻薬を使用し、

過ごしているそうです。

大分痩せられて、

「年内は無理やわ、散髪もこれで最後かな」

と・・・。

ワタクシ、返す言葉が見つかりませんでした。

母が闘病中は何かと心配してくださり、

どれだけ救われたか・・・。

なのに、救いの言葉も出ませんでした。

積極的な治療もせず、

ただ、死への道を覚悟してゆっくり進んでいる方に、

「大丈夫ですよ」とも言えない・・・。

ワタクシは無力でした。

すい臓がんの厳しさは充分知っていますので、

軽い言葉はかけられませんでした。

死を覚悟された人間の尊さ・・・。

何も出来ない、何も言えない自分の無力さを

感じずにはいられない1日でした。

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コメント

大病と闘ってらっしゃる方にどう言葉を返していいかいつも迷います。
急にやせて顔色が悪くなったお客さんが来られると、なんて声をかけていいか分かりません。お客さんもそんな様子を見て気を使ってか自分から『わし、ガンやねん』と明るく言われると、『大丈夫ですか?』というのが精一杯です。『好くなりますよ』とか無責任な事は言えないし、せっかく明るく振舞ってくださっているのに暗い顔もできないです。
ホント難しいです。

投稿: うーやん | 2008年9月19日 (金) 09時28分

うーやん、難しいですね。
軽い気持ちでいいかげんな事も言えないし、
まだまだ人間ができてないなぁ、と
反省しています。
とにかく1日でも永く悔いの無い人生を送って欲しいと思っています。

投稿: yone | 2008年9月19日 (金) 22時05分

時々読ませてもらっていましたが初めてコメントを書かせてもらいます。
理容師さんは、お客様からそんな告白をしてもらうことが結構あるのですね。驚きました。
「軽い言葉はかけられませんでした・・」
ほんとにその通りだと思います。ましてや癌の厳しさ、苦しさを間近で見てご存じならなおさらです。

私が同じ立場で理容店に行ったその時は、やはり慰めとか頑張れを言ってほしいのではなく、あなたという理容師さんと出会い、髪を切ってもらい、一緒に笑い、心も体も癒してもらった時間を忘れたくない、ただそれだけだと思います。私も忘れないし、理容師さんにも自分というお客がいたことを、心のほんの片隅でいいから覚えていてほしい・・と。
どうぞ、「私は〇〇さんとお出会いできてよかったです」と、ひとことおっしゃってあげてください。そして家族にも誰にも話せなかったような心の声に耳をかたむけてさしあげてください。

ご来店が最後ではなく、せめてあと一度でも
お顔を見せてくださることをお祈りしております。
そしてそんなせつない役割を負ってしまわれる理容師さんを、私も蔭ながら応援しています。

投稿: | 2008年9月21日 (日) 23時33分

コメントありがとうございます。
せめてニックネームでもいいので
教えていただきたく思います。
理容師という職業上、お客様からいろんな
お話をお聞きします。
若い人なら彼女の事、結婚の事、子供ができた事など、年配の方なら病気の事が多いです。努めて明るく接客をする事を心がけていますが、僕は病に伏せっている方には、
「頑張って下さい」とは言えません。
なぜならすでにその方はご家族を含め、
頑張っておられるからです。
だから、ただ「大丈夫ですよ」と・・・。
僕は深い意味を込めて言っています。
亡き母の闘病時は僕も「頑張って」壮絶な看病をしました。
今でも忘れる事は出来ません。
現在、お客様の中には、脳腫瘍で闘病されている方もいらっしゃいます。
治療のご相談もさせて頂きました。
「どこそこの病院には最新の放射線治療の機械が導入されている」とか・・・。
奥様が付き添いで来店された時も、
「大丈夫ですよ」とお声を掛けさせて頂きました。奥様は堰が切れたように泣き崩れられたのを憶えています。
世知辛い世の中ですが、
「出会い」を大切にしている理容師でありたいと心に刻んで行こうと思っています。
そんな理容師が全国にもたくさんいます。
「安い・早い」だけの理容室には無い、
「心からのサービス」を求めて来店される
お客様の為に、これからも精進いたします。
お客様と過ごした時間を決して忘れません。
まだまだ若輩者ですが、
よろしくお願い致します。


投稿: yone | 2008年9月22日 (月) 00時37分

うれしい方の出来事は、ほんとうによかったですね。
悲しい方、、ぼくも以前末期のガンの方に告白されました。その方は、かなりショックだったようで、心残りなこと、不安いろいろ話されました。聞いてるこつちが涙が流れました。その半年後その方は、亡くなられましたが今でも、あの時どんな言葉を、かけてあげればよかったのか、考えることが、あります。

投稿: zaku | 2008年9月23日 (火) 12時48分

zaku君、僕も闘病されているお客さんが来られると一緒に泣く事がよくあります。
でも、一緒に泣いてあげるのもいいんではないでしょうか?最近そう思います。
そうやって時を一緒に過ごすのもお客さんにとっては大切な時間となると思います。

投稿: yone | 2008年9月23日 (火) 23時05分

そんなことがあったんですね!!

悲しかった事。。。
あたしは、もう死に直面してる方と こうしてお話したことないんだけど。。。こんな時って どんな言葉をかけてあげたらいいのか ほんとにわかんないね(><)
自分やったら。。。って想像できることじゃないし(><)

yoneさんの常連さんやったら。。すごく悲しい時間やったね(;;)
絶対に泣いてしまうと思います(;;)

投稿: みるく | 2008年9月24日 (水) 10時01分

みるくさん、本当につらい日でした。
理容師をやってるとこういうお話が年に何回かあります。
もちろん病に最後まで戦う人にはその戦略を一緒に練ってあげる事もします。
そのためには僕も知識を蓄えて置かなければいけません。
「どこの先生がいいか」、
「どの病院には最新設備があるか」
「最後まであきらめない医者は?」
など、これからはそういう知識も理容師には
必要になって来るでしょう。

投稿: yone | 2008年9月25日 (木) 01時42分

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